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ECサイト構築サービスShopifyを使ったソーシャル・コマースの国内・海外事例

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Eコマース構築サービスShopifyで市場拡大が続くソーシャルコマースに参入

Eコマース市場は依然として拡大が続いています。アマゾンや楽天といったプラットフォームが消費者にも販売業者に普及したのに加え、スマートフォンから購入手続きを行ったり、ソーシャルメディアから販売促進を行ったりできるようになったのが、市場拡大を後押ししています。

野村総合研究所の調査では、B2Cのネット通販は2017年の市場規模が18兆円で、2023年まで年率6~7%の成長が続き、26兆円に達すると予測されました。さらに、ネットとリアルのチャネルを問わず、オンラインでの情報がきっかけとなり商品を購入する「オムニチャネル・コマース」は72兆円に達します。

ソーシャルコマースやオムニチャネルの重要性が増す中、Eコマースサイト構築サービスを提供するShopifyは、これらの要求を簡単に実装できる機能を提供しています。初期費用や専門知識を必要とせず、オンラインストアを作成し、さらに、実店舗でのPOS端末やソーシャルメディアでの販売促進を行うことも可能です。Shopifyではアプリと呼ばれる拡張機能を使って、ソーシャルメディアを販売チャネルとし、在庫や商品・顧客を一元管理することができます。

Shopifyの拡張機能でFacebookやInstagramに販売チャネルを設けた海外事例

アリタポーセリンラボは、1804年に佐賀県に創業された有田焼の老舗です。伝統的技術を現代のライフスタイルに合わせて現代風に仕上げた有田焼を販売する同社はShopifyを使って洗練されたオンラインストアを開設しました。アップルペイによる支払いなど、Shopifyの多彩な機能を活用している事例です。また、FacebookとInstagramでの販売チャネルも利用しています。有田焼の美しさを高画質の画像によって紹介し、購買意欲をかきたてます。中でも、Instagramは1000人以上のフォロワーを抱える人気アカウントになりました。

幸田フミ氏が立ち上げた女性のための鞄ブランドFUMIKODA。機能・デザイン・エコを意識した商品は目をひきます。そのオンラインストアはShopifyにより作成され、日本語・英語にも対応した、シンプルで使いやすいEコマースサイトになっています。同社もFacebookとInstagramに販売チャネルを設置し、ソーシャルメディアで興味を持った消費者が、間を置かずに購入へ至れるよう、ユーザー体験の向上に努めています。

ソーシャルメディア限定の販促キャンペーンで成長につなげた海外事例

カナダ生まれのShopifyは国際的にも高く認知され、多くの事例が見られます。例えば、ニュージーランドの靴ブランドAllbirdsは、その一例です。シンプルなデザインと自然に配慮したビジネスは人気を集め、米国・英国などに国際展開してきました。Shopifyで作成されたオンラインストア、並びに、FacebookやInstagramでのソーシャルコマースも導入しています。特に、Instagram限定で、誕生日プレゼント用の靴を販売するキャンペーンは効果を上げ、商品全てのカタログをオンラインに載せなくても、多数の消費者にリーチできることを証明しました。オンラインストアには掲載されない限定モデルがInstagramから手に入るため、その希少性が消費者の関心を引き寄せるのです。

米国の女性向けファッションブランドJenny Boston Boutiqueも、Shopifyのソーシャルコマース機能で成長を遂げた企業の一つです。毎週水曜の夜、Facebook限定で幾つかの商品を値引きして販売するキャンペーンを始めました。投稿された商品の画像に「Sold(売れた)」とコメントしたユーザーだけがセール価格で購入できる仕組みです。Facebookのキャンペーンによって、一か月で売り上げが617%増加したという驚きの成果を生みました。毎週のセールによって、顧客との関係性を保つ効果があります。同社は、店舗の周辺にいるユーザーに絞ってキャンペーンに関する広告を出稿し、店舗からの売り上げも向上させる取り組みも進めていると言われています。

まとめ

ソーシャルコマース、オムニチャネルは最近のEコマースに欠かせない話題であり、Shopifyを使えば簡単に実装が可能です。国内外の販促事例を見ると、洗練されたオンラインストアとソーシャルメディア限定でのキャンペーンが目立ちます。Eコマースを行っている事業者には、すぐに参考にできるアイデアなのではないでしょうか。


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