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Shopify機能解説(7)購入・配送に関する項目を設定する方法

この記事は約 7分 で読めます。


今、世界中で注目されているECプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」について、その概要や機能を紹介していく本連載。

第1回目から第3回目までは「Shopifyの概要」として利用事例や特徴的な機能等を紹介してきましたが、第4回目からは、Shopifyの各画面で行えることや具体的な操作方法について、実際の画面を交えながら解説を行っています。

第10回目となる今回は、前々回前回に引き続き、オンラインストアの運営に関わる情報を設定する方法を解説していきます。
今回は、チェックアウト・配送に関する項目の設定方法を中心に解説していきます。

「Shopify」連載一覧
○「Shopify」の概要(全3回)
第1回:今話題のECプラットフォーム「Shopify」とは? 概要と事例を紹介

○「Shopify」機能解説
販売チャネル:オンラインストア(全3回)
第4回:Shopify機能解説(1)販売チャネル:オンラインストア(前編)

販売チャネル:その他(全1回)

第7回:Shopify機能解説(4)オンラインストア以外の販売チャネルの特徴と追加方法
Shopifyストアの設定方法

第8回:Shopify機能解説(5)単位・重量単位・税金を設定する方法

第9回:Shopify機能解説(6)決済方法や注文に関する通知を設定する方法

※本連載の内容は2018年9月時点での機能及びデザインを基にしています。

設定

チェックアウト

チェックアウトの画面では、サイト訪問者が商品を購入する手続きに関する設定を行います。

「お客様アカウント」セクションでは、購入時のログイン手続きの有無を決めます。「アカウントを無効化する」にすると、ゲストとして購入手続きを行うので、顧客情報は収集できませんが、入力情報が簡素化できるメリットがあります。
一方で、「アカウント作成を必要とする」場合は、必ず個人情報を収集します。訪問者の希望に任せる場合は「アカウント作成を任意にする」というオプションもあります。

図:チェックアウトの管理画面

「お客様の連絡先」のセクションでは、購入時の連絡方法を指定します。メールのみ、電話番号、あるいは配送通知時の連絡先を決めます。
「フォームのオプション」のセクションでは、購入画面で入力するべき情報を指定します。フルネーム、会社名、住所(アパート、マンションなど)、配送先の電話番号がカスタマイズ可能です。

購入手続きに続いて注文処理が行われます。注文に関する設定を行うのが「注文処理」です。
企業での利用の場合、配送先と請求先が異なる場合も多いので「配送先住所と請求先住所を同一とする」のチェックを外すストアも多くあります。「住所自動入力を有効化する」をチェックするとサイト訪問者の利便性を高めます。

注文後に配送を自動で行う場合、「注文を自動でフルフィルメントする」を選択します。詐欺のリスクや注文内容を確認したい際は、「注文を自動でフルフィルメントしない」を選択し、「注文」画面から配送を指示します。

注文が完了したものはアーカイブへ移動し、注文画面を整理できます。「注文を自動でアーカイブする」をチェックすると、配送処理された注文が自動的に削除されます。

「Eメールマーケティング」のセクションでは、メールマガジン登録の設定を行います。購入時にメールマガジンの登録を行えば、購入者限定の情報を送ってクロスセルを狙う等のマーケティング施策につながります。メールマガジンの登録者は「顧客管理」の画面で確認可能です。

カートに商品を入れたままサイトを離脱してしまうのを「カゴ落ち」と呼びますが、カゴ落ちした訪問者にメールを送信して、購入再開を促しコンバージョンへつなげる方法が推奨されます。「カゴ落ちメールを自動的に送信する」をチェックすると、送信する対象とカゴ落ちしてから経過した時間を設定できます。
また、「Customize email」のボタンから「通知」の画面へと遷移し、メールの文面をカスタマイズ可能です。

「チェックアウト言語」のセクションでは購入完了画面の言語を確認します。また、「チェックアウト言語を管理」ボタンをクリックすると、「オンラインストア  > テーマ > 言語」の画面に遷移し、購入画面に表示する日本語の翻訳設定を行います。

「ポリシー」のセクションではサイト訪問者に対して提示する法的説明を設定します。具体的には返金ポリシー、プライバシーポリシー、利用規約を確認します。Shopifyでは英語で例文を提供してくれますが、ポリシーの法的な有効性を確認する責任はサイトのオーナーにあります。弁護士等と協議して、自社の要件に合わせたポリシーを作成しなければなりません。
例えば、欧州向けにサービス提供している場合、GDPR(一般データ保護規則)に準拠したプライバシーポリシーを作成します。万が一、法的トラブルに巻き込まれた場合にストアを守るため、返金ポリシーや利用規約を整備します。

ファイル

ファイルのセクションでは、ストアで利用できるロゴや、ストアやブログに使う画像、製品画像などのファイルを登録できます。

ファイルの拡張子は「.jpg」「.png」「.gif」が受け付けられます。また、20MB(メガバイト)の容量に限定されているので、サイズの大きな画像では注意が必要です。

図:ファイルの設定画面

配送

配送の画面では発送元の住所やチェックアウト時の送料を設定します。「チェックアウト時の送料」を決定する前に、配送エリアを追加します。
遠隔地や海外へストア展開する場合は配送エリアを追加するため、国・価格に基づく送料、従量に基づく送料、自動計算された送料といった詳細情報を入力できます。地域ごとに配送料を決定します。
例えば、海外向けでは高い配送料を設定するといった使い方が考えられます。また、国ごとに税額が異なるため、海外の配送料を設けた場合は、税率が正しく設定されている旨を「設定 > 税金」の画面で確認します。

「パッケージ」のセクションでは、発送に使用するパッケージの容量を決めます。初期設定では30 x 20 x 15 cmの容量が設定されています。サイズや重量によって配送料が変わる場合があるため、デフォルトのパッケージはチェックアウト時の送料計算に利用されます。

「追加の配送方法」セクションでは、配送にまつわる外部のサービスとの連携を行います。このセクションは最も安価な「Basic Shopify」では利用できないため、プランをアップグレードしなければ使えません。
「チェックアウト時にサードパーティの計算されたレートを有効にする」を有効にすると、FedExやUPSといった配送業者からサイト訪問者が速達などのオプションを選択し、配送料を動的に確認できるようになります。オプションの選択は画面上部の「チェックアウト時の送料」から国ごとの編集画面へ移動して設定します。
また、「ドロップシッピングとフルフィルメントサービス」では配送と出荷をAmazonセラー等の外部業者へ委託する設定を行います。

図:配送の設定画面

まとめ

Shopifyの設定のうち「チェックアウト」では、購入時のログイン手続きの有無や連絡方法、購入画面で入力する情報等を指定できます。また、返金ポリシー、プライバシーポリシー、利用規約といったポリシーもここで設定できます。

「ファイル」ではストアに使用する画像等を登録できるほか、「配送」では送料や配送に使用するパッケージの容量、外部サービスとの連携等を設定できます。


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