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短い尺の動画を活用し、スナッカブル・コンテンツによってマーケティングを高度化する

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2分以内の動画はエンゲージメントが高く、投資対効果に優れている

動画の閲覧は多くの人にとって日常的な行為として認識されるようになりました。YouTubeやNetflixのような動画配信プラットフォームが人気を集め、今では、オンライン利用における約3分の1の時間が動画閲覧に費やされているとの調査があります。さらに、90%の消費者は動画が商品購入の参考になると回答し、64%の消費者は動画を見てからEコマースで商品を購入する経験を日常的にしていると言われています。

インターネット上はユーザーの注意をひきつけるための競争が行われていると言っても過言ではありません。スマートフォンで何かをしながら画面を少しだけ閲覧するユーザーに興味を抱かせるよう、オンラインメディアは広告の表示方法を最適化してきました。例えば、SnapchatやInstagramが動画の長さをそれぞれ、15秒、60秒と制限し、短い尺の動画を推奨しています。また、Facebookは最大240分の動画が投稿できますが、多くの配信者は60~90秒の動画を投稿しているとの調査があります。

ユーザーの興味をひきつけるという観点では、短い動画の方が投資対効果が高いと言われています。2分以上経過するとユーザーのエンゲージメント率は下降を始め、12分を越えたところから、単調に減少していきます。長い動画を作成するのコストは極めて高いのにも関わらず、2分以内の動画を制作し、素早く効果を検証し、テストを繰り返す方が、マーケティング活動には有効なのです。

長尺の動画と組み合わせて効果を発揮する「スナッカブル・コンテンツ」

つまみ食いするように斜め読みできる情報は「スナッカブル・コンテンツ」と呼ばれるようになりました。この短い尺の動画や文字数の少ないブログは誤解されやすい概念であり、ジャンクフードのように中毒性があって中身の薄いコンテンツではありません。本来のスナッカブル・コンテンツは、短いながらも品質が高く、ユーザーの興味をひき、印象づけられるものです。ソーシャルメディアやモバイル環境の特性を理解し、短い時間でも注意が向けられるよう、5秒から2分の間で内容が理解できるコンテンツをさします。

スナッカブル・コンテンツは、ブランドや商品の認知を高めるきっかけとなります。消費者の注意が向けられる時間は限られているので、そのとっかかりとして、企業からのメッセージを端的に届ける役割を担います。

短い尺の動画は、既に作成された長い動画と組み合わせて活用すると、より高い効果を発揮します。スナッカブル・コンテンツで興味を持ったユーザーは、長い動画へと誘導され、ブランドや商品について、より深く学べるようになるからです。長い動画では曖昧に見えてしまうメッセージも、短い動画では、かえって分かりやすく伝えられる場合もあります。また、同じような内容を繰り返し見せても飽きられてしまうので、長いコンテンツと短いコンテンツを繰り返すとメリハリが利く効果も期待されます。例外として、クリスマスのメッセージのような単純なものは、長いものと組み合わせなくても、短い動画だけで成立する場合もあります。

短い動画は「シリーズ化」し、一連のコンテンツでメッセージを届ける

動画が短くなるほど、その見栄えの重要性は増します。1分以内に重要なメッセージを伝えるため、印象深く、記憶に残りやすい画像を用いる必要があります。ソーシャルメディアでは音声再生をオフにしているユーザーも多いので、音声の質はそれほど重要ではありません。数秒で理解できるほどに伝える内容を絞り込み、それに最適化した文言と動画を作成します。

短い動画は「シリーズ化」してしまい、一連の動画をまとめて、一貫したメッセージを伝えるよう計画するのも良いでしょう。多くの動画に分割された方が、顧客との接点が増え、より多くのエンゲージメントを得られる可能性があります。既に作成した長い動画を分割し、短いみのへとフォーマットを変更してから、Instagram、Snapchat、LinkedInといった他のチャネルへと転用する方法もあります。

まとめ

ユーザーの注意を奪い合うオンラインメディア業界では、短い時間で興味をひきつけるスナッカブル・コンテンツへの注目が高まっています。シンプルに情報を伝える短い尺の動画は、長い尺の動画へ誘導するなど、シリーズ化したコンテンツ計画によって、より効果を発揮します。


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