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ハッシュタグをソーシャルメディア・マーケティング戦略に組み込むためのポイント

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ハッシュタグを付けた投稿は、そうでないものより多くのエンゲージメントを得る傾向がある

ソーシャルメディアではハッシュタグを使ったマーケティング活動が増えています。例えば、マーケティングに興味がある人は「マーケティング」という単語で検索を行うため、それに関連した投稿には「#マーケティング」というタグを付けておくと、それに興味を持った人を集客できるという仕組みです。特定のブランド名やイベントに関するハッシュタグを付ければ、リアルタイムでの盛り上がりが期待できるため、ユーザー同士の結びつきを促進するコミュニティのような価値を創出します。

Socialbakersの調査では、TwitterとFacebookにおいては、1~2個のハッシュタグを付けた投稿は、それ以上、またはそれ以下のハッシュタグを付けた投稿に比べて、より多くのエンゲージメントを獲得したと報告されています。膨大な投稿の中に興味ある情報が埋もれてしまいがちな最近のソーシャルメディアにおいて、ハッシュタグはその検索性向上に寄与します。

Twitterでは特定のハッシュタグを自動的にリツイートする仕組みを活用している企業が多く見られます。ハッシュタグから自社に関連する会話を見つけ、それに積極的に関わっていくのもハッシュタグ・マーケティングの一つです。

Instagramではハッシュタグが頻繁に用いられ、一つの投稿に10~12のハッシュタグを付けても問題ありません。インフルエンサーや競合他社がどのようなタグを付けているかを参考にしても良いでしょう。一方、Facebookでは、過剰なハッシュタグの利用は避けられる傾向にあり、1~2個を上限と考えることが推奨されます。

人気のハッシュタグ、ニッチなもの、自社固有のものを組み合わせて活用する

ハッシュタグ・マーケティングを行うには、異なる種類のハッシュタグを特定し、その組み合わせを上手に使って、投稿にタグ付けを行います。まず、自社の業界で極めて頻繁に用いられているハッシュタグが5~7個、特定される必要があります。例えば、Twitterであれば10万~50万件のタグ付けされた投稿を最も人気のハッシュタグと言われる目安とします。また、1万件~10万件程度の投稿が見つけられる、中程度に人気のハッシュタグも5~7個、特定します。

その他にも、3~5個のニッチなハッシュタグを見つけます。ここでは、1万件未満の投稿であるものの、自社の業界において重要なキーワードであり、顧客がそれについて検索している見込みが高いものが含まれます。この分野で存在感を発揮できれば、集客に大きな効果が期待できます。最後に、自社ブランド固有のハッシュタグを1~3個、作成します。社名やキャンペーンの名称が含まれるもので、ブランド認知の向上に寄与すると共に、そのハッシュタグを通してユーザーとのコミュニケーションが容易に行えるという利点があります。

人気のハッシュタグは、検索結果画面に含まれやすく、また、シェアされた際に、多くの人の目に触れる確率が高まります。しかし、50万件を超える投稿がタグづけされているようなハッシュタグでは、自社の投稿が埋もれてしまいがちなため、利用はあまり推奨されません。

自社固有のハッシュタグを付けた投稿により100万人へリーチした海外事例

栄養価の高い食品スーパーフードを取り扱うTommy’s Superfoodsはハッシュタグ・キャンペーンによって、100万人以上にリーチし、Eメールリストは22%も上昇するという成果を上げました。「#ThinkVeggiesFirst(野菜を始めに考えよう)」というキャンペーンは、健康的な食事を用意する際に、まず始めに野菜をどう取り入れるかを考えることを推奨するもので、同社が関連するコンテンツを多数投稿すると共に、ユーザーもそのタグを付けた料理の写真をInstagramに投稿するなどしています。例えば、ウォルマートで同社の製品を購入したユーザーが、#ThinkVeggiesFirstと、ウォルマートのハッシュタグを同時にタグ付けるといった投稿が見受けられました。

人気のハッシュタグとブランド固有のハッシュタグの組み合わせによって、これまでブランドを認知していなかった新規ユーザー層へリーチする可能性が高まるのです。Tommy’s Superfoodsは一か月で大きな成果を得ていますが、キャンペーン後も、ユーザーとのコミュニケーションを促進するハッシュタグとしてマーケティング活動の一部となりました。

まとめ

ハッシュタグは、特定のキーワードで検索したユーザーから発見してもらいやすくなるため、新規顧客を獲得し、また、エンゲージメントを高める効果が期待されます。人気のハッシュタグやニッチなハッシュタグ、さらに、自社固有のハッシュタグを組み合わせて活用するマーケティング戦略が推奨されます。


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