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Google Adsの代わりになる広告配信プラットフォームについて考える

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Google、ヤフーに次いでBingが日本のデジタル広告市場では高いシェアを獲得している

Google Adsはデジタル広告市場で最も支配的な地位を築いています。検索連動広告やターゲティング広告といった、ユーザーの興味に合わせた精度の高い広告表示オプションの提供により、全世界の広告主から高い評価を得ています。クリック型課金によって少ない予算からキャンペーンを開始できるため、マスメディアよりも容易にマーケティング活動が行えるのがメリットです。

日本ではヤフーを使って情報収集を行うユーザーも多いため、ヤフーも試す価値のある広告配信プラットフォームです。2017年にニールセンが実施した調査では、パソコンからのインターネットサービス利用者の一位はヤフーであり、スマートフォンからではGoogleが一位になったと報じられました。年齢層やITリテラシー、利用目的などによって、ヤフーとGoogleを利用するユーザー層が異なる可能性が推察できます。自社がリーチするべきユーザー層を鑑みて、広告を出稿するプラットフォームを最適化する必要があります。

StatCounterの調査では日本の検索エンジンの市場シェアはGoogleの71%、ヤフーの20%に次いで、マイクロソフトが提供するBingが7%を獲得しました。Windowsに搭載されているInternet ExplorerやEdgeのデフォルト検索エンジンとして採用されていることもあり、Bingも少ないながらも利用者がいるのです。BingはGoogle等と異なる検索技術を使用しているため、キーワードや予算を最適化すれば、規模は小さいながらも高い投資対効果を得られるかもしれません。

中国向けのBaidu、潜在層向けのソーシャルメディア広告も検討の余地がある

中国のユーザーに向けてキャンペーンを行う場合、Baiduの利用が欠かせません。Googleの利用が規制されている中国では、検索エンジンとしてBaiduが最も大きなシェアを占めているからです。Googleと同様に、検索連動型のリスティング広告や、提携サイトに広告を配信するアドネットワークが利用可能です。中国語のランディングページ等を用意できるのであれば、中国向けのマーケティング活動が行えます。

検索連動広告では、ユーザーが興味のあるキーワードを能動的に入力するため、顕在化したニーズに応えられる一方で、ソーシャルメディア広告は受動的にフィードを眺めているだけの潜在層にリーチできるという違いがあります。米国のデジタル広告市場では、Googleが約4割、そして、Facebookが約3割と寡占状態にあります。Facebookではブランド認知を高める、ページのフォロワーを増やすといった目的に応じて広告を出稿できるのが特徴です。動画広告などの多様なフォーマットが提供され、ソーシャルメディアという特徴を活かし、ユーザーの行動に基づいたターゲティングが行えます。

成果がすぐに得られる検索連動広告と、長期的にユーザーを獲得するSEOを組み合わせた施策が推奨される

Google Adsのような検索連動広告は、集客開始までのスピードが速い反面、ターゲットを上手に絞らなければ、CTR(クリック率)が低く、広告費が想定よりもかさんでしまう可能性があります。短期的なビジネス成長に加え、長期的な発展を狙うには、SEOを駆使したコンテンツマーケティングの活用も併用して検討する必要があるのです。

コンテンツマーケティングは、検索エンジンから高い評価を得て、繰り返し訪問するユーザーを獲得するまで時間がかかってしまうかもしれませんが、検索エンジンで上位表示を獲得できるようになると、高い確率でユーザーがリンクをクリックしてくれるようになります。特定のキーワードに対し、広告費をかけなくても、ユーザーにとって目立つ位置に表示できるのがSEOのメリットです。

デジタル広告ではGoogle Adsが高い市場シェアを獲得していますが、それが全ての状況を解決してくれるわけではありません。状況に応じて、Google以外の検索連動広告を利用したり、ソーシャルメディア広告・あるいはSEOによる集客を狙ったりと、自社がリーチしたいユーザー層やマーケティング施策の成熟度に合わせて、柔軟に活用していくと良いでしょう。

まとめ

デジタル広告は、少ない予算で小さくキャンペーンを行い、実績データに基づき最適なチャネルや戦略を選定する方法が推奨されます。Google Adsに限らず、ヤフー・Bing・Facebook等を組み合わせた広告戦略の最適化が望まれます。


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