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【デザインスキルアップ】真似をする
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はじめに
勉強やアートなど、何事も先人たちの教えから学びますが、デザインも例外ではありません。
優秀なデザインを模写し、真似ることでどこに何が必要か、どのように捉えてオブジェクトを配置しているのかを学ぶことができます。
そこで、デザインの模写についてどこを注目すればより習得が早くなるのかをポイントとしてご紹介していきます。
全体的なレイアウトを把握します。
レイアウトの法則を摘みます。
上下、左右のマージンを捉えます。
特に印刷物では一つのアイキャッチを大きく配置しているものがあります。
そのバランス、位置を把握します。
オブジェクトや情報などがどのようにカテゴリ分けされているのかを学びます。
どのような情報がどのように配置されているのかを捉えます。
どんなフォントが使われて、大きさ、カーニングの調整や行間がどう組まれているのか捉えます。
線が引かれている場合は、どれくらいの太さで引かれているのか確認します。
どのくらいの線がどれだけの太さに見えるのか学びます。
全体的な色のバランスを理解します。
ドミナントなどで色調調整がされているはずです。
全体を通してどういったコンセプトで作り込まれたのかを理解します。
まとめ
デザインにはパターンがあります。
もちろんそのパターンを意図的に崩すこともありますが、基本を捉えた上での崩しを行うことでバランスを守ります。
今回の「真似」を行うことで、パターンを理解、蓄積し自身のデザインに反映することができるようになります。
また、模写をする対象ですが、Pitarestにチラシやポスターなど様々なデザイン物が取り上げられているのでお勧めです。
著者:MainYard Design(メーンヤードデザイン) 北野敦子
1987年大阪出身。
生活する上で必ず目にするデザインされたものたち。 街を歩くだけでも無限の魅力があふれています。 ある日ふとそれらに魅了され別業界からデザイナーへ転身。 関西を中心にグラフィックデザインからブランド戦略提案などを展開中。
2012年タイポグラフィ作品展「OKU-2」出展。第31回読売広告大賞協賛社賞受賞。
※KOBITブログでは、定期的に北野敦子さんに記事を寄稿していただいております。
デザインに関するものを中心に、役立つ記事を数多く提供していただいておりますので、ぜひ他の記事もご覧ください。
→北野敦子さんによる寄稿記事を読む


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