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【Blender】アップデートする
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目次
はじめに
Blenderはオープンソースのソフトウェアです。それゆえ日々進化し続けアップデートが行われています。
先月からBlenderについて記事を書いていますが、それ以降にもアップデートが入っているので今回はバージョンアップ方法を説明していきます。
アップデート方法
Blenderには自動アップデート機能がありません。公式のHPで最新バージョンを、PC上で現在のインストールされているBlenderのバージョンを確認し、新バージョンがリリースされていたら再インストールする方法をとります。
1.HPで最新バージョンを確認

Brender公式HPのトップイメージ部分で最新バージョンが確認できますね。
現在は2.83.1(2020年6月25日リリース分)が最新版としてリリースされていることがわかります。
2.使用Blenderのバージョン確認

PC上でBlenderを起動しバージョン確認を行います。 Blenderを起動させてメニューバーからBlender>About Blenderで現在のバージョンが確認できます。
3.新バージョンをインストール
バージョンを確認し、最新バージョンがリリースされていることがわかったので新バージョンをインストールします。
1.ダウンロード

公式HPのダウンロードから、新規バージョンをダウンロードします。
基本的に使用OSのバージョンが表示されていますのでそちらをダウンロードしてください。
異なるOSの場合はxxxx,xxxx及びその他のバージョンのボタンから適したものを選択してください。
2.インストール


ダウンロードが完了したらPC上にインストールを行います。
その際にアプリケーションの重複により、既存のものと置き換えるかどうかのポップアップが出ますので置き換えるを選択しBlenderを更新します。
4.旧セットアップの引き継ぎ

初期起動時に、画面中央に表示されるBlender情報左下に「Load x.xx Setting」のボタンが表示される場合は、旧Blenderでのセッティングが存在する状態です。
このボタンを押すことで旧バージョンのセッティングを引き継ぐことができます。
まとめ
以上でBlenderのバージョンアップは完了です。
Blenderでは、さらに開発途中のものもHPからダウンロード可能です。
革新的な機能やオフィシャルで導入されていないものなどが組み込まれていて試験的に使用できます。
(ただしバグもあるので「試しにやってみる」の感覚で使用し、仕事の受注分などでは使用を推奨されていません)
Youtubeでも海外のクリエイターの人たちがこのExperimentalバージョンを使用した動画を公開してくれています。
気になる方へはまずは動画視聴をオススメします。
著者:MainYard Design(メーンヤードデザイン) 北野敦子
1987年大阪出身。
生活する上で必ず目にするデザインされたものたち。 街を歩くだけでも無限の魅力があふれています。 ある日ふとそれらに魅了され別業界からデザイナーへ転身。 関西を中心にグラフィックデザインからブランド戦略提案などを展開中。
2012年タイポグラフィ作品展「OKU-2」出展。第31回読売広告大賞協賛社賞受賞。
※KOBITブログでは、定期的に北野敦子さんに記事を寄稿していただいております。
デザインに関するものを中心に、役立つ記事を数多く提供していただいておりますので、ぜひ他の記事もご覧ください。
→北野敦子さんによる寄稿記事を読む


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