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【3Dモデリング/Blender】初級 マテリアルの設定

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はじめに

前回、Blenderを使ってポリゴンモデリングの作成を行いました。
今回はそのマテリアル設定を行い、表面の質感、材質を設定していきます。
1.「モデリング作成」、2.「ノードで面への設定を行いマテリアルを制作する」の2の工程となります。

マテリアルとは

オブジェクトの色や材質のことを指します。
このマテリアルを設定することで、木材、レンガやガラスなど表面にイメージを追加していきます。

1.マテリアル情報を追加する

オブジェクトを選択し、マテリアルプロパティから新規をクリックします。
これにより選択されたオブジェクトにマテリアル要素が追加されます。
マテリアル名をダブルクリックで任意の名前に変更し、詳細設定を行います。

2.詳細設定を行う(サーフェスの編集)

1.サーフェス

サーフェスのプルダウンをクリックし、サーフェスから、基本材質を選択します。
そこからグラスBSDFを選択します。

2.ベースカラー

素材色を選択します。
クリックしたカラーバレットか数値の選択で色設定を行います。
ガラスなので白のままにしました。

3.荒さ

0設定にします。
粗さでは表面の粗さ(ざらつき)を設定します。
この設定で、ガラス面の透過度合いが変化します。

4.ノードを使用

ノードを使用をクリックします。
これにより、先ほど加えた設定を追加できます。

5.確認

反映を確認します。
右上の3Dビューのシェーディングを選択することによって、見え方を確認することができます。

3.マテリアル設定の複製

別マテリアル選択後、マテリアルタブから、新規ではなくマテリアルマーク横から、リンクするマテリアルを観覧から先のマテリアル名を選択することでマテリアル設定の共有ができます。

まとめ

今回はノード(シェーダーエディター)を用いたマテリアルへのテクスチャ設定を行いました。
これでオーソドックスなマテリアルの作成は完了です。
次回はここに背景を設置し、カメラ、ライティングの設定を行います。

著者:MainYard Design(メーンヤードデザイン) 北野敦子

1987年大阪出身。
生活する上で必ず目にするデザインされたものたち。 街を歩くだけでも無限の魅力があふれています。 ある日ふとそれらに魅了され別業界からデザイナーへ転身。 関西を中心にグラフィックデザインからブランド戦略提案などを展開中。
2012年タイポグラフィ作品展「OKU-2」出展。第31回読売広告大賞協賛社賞受賞。

※KOBITブログでは、定期的に北野敦子さんに記事を寄稿していただいております。
デザインに関するものを中心に、役立つ記事を数多く提供していただいておりますので、ぜひ他の記事もご覧ください。
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