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2021年のトレンドカラー
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目次
はじめに
2020年12月、PANTONE社・一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)の各社より発表された2021年のトレンドカラーをご紹介します。
どちらの会社も本年度の大きな不況や現在の不安定な世情からか落ち着きを持った安定したカラーと、明るく活発な未来へ繋がる希望を託したビビットなカラーをチョイスしていました。
来年度、活躍するであろうこのカラートレンドは必見です。
1.アルティメットグレイ Ultimate Gray
&イルミネーションIlluminating

PANTONE社のパントン・カラー・オブ・ザ・イヤー 2021には2色が選ばれました。
強さと積極性を表現したこの2色はこの状況下に屈しない私たちの精神に希望という光が差し込む様を表現しているかのようです。
安定的な色であるUltimate Grayにコントラストとしても最適なIlluminatingで明るいアクセントを挿すことによって弾んだ心を表現することができます。
PANTONE17-5104 Ultimate Gray
sRGB(近似値):147,149,151
HEX/HTML(近似値):#939597
PANTONE 13-0647 Illuminating
sRGB(近似値):245,223,77
HEX/HTML(近似値):#F5DF4D
2.ゼロホワイト Zero White

一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)が2020年12月に発表した2021年のトレンドカラーはゼロホワイト。
新たなスタートを意味するゼロホワイトは現在の世界的な不況を乗り越え第一歩を踏み出すにふさわしい色でありながら、現在最も求められているであろう清潔さを兼ね備えています。
また、その後発表されたアソートカラーについては同系統の落ち着いた色味のフレッシュブルー/インサイドグレーとビビットで華やかなディライトピンクとバイタルイエローが選ばれました。
ゼロホワイト Zero White
マンセル値:N9.5
RGB(近似値):245,246,242
HEX/HTML(近似値):F5F6F2
まとめ
どちらの会社も本年度の大きな不況や現在の不安定な世情からか落ち着きを持った安定したカラーと、明るく活発な未来へ繋がる希望を託したビビットなカラーをチョイスしていました。
来年度、活躍するであろう抑えておきたいカラートレンドです。
著者:MainYard Design(メーンヤードデザイン) 北野敦子
1987年大阪出身。
生活する上で必ず目にするデザインされたものたち。 街を歩くだけでも無限の魅力があふれています。 ある日ふとそれらに魅了され別業界からデザイナーへ転身。 関西を中心にグラフィックデザインからブランド戦略提案などを展開中。
2012年タイポグラフィ作品展「OKU-2」出展。第31回読売広告大賞協賛社賞受賞。
※KOBITブログでは、定期的に北野敦子さんに記事を寄稿していただいております。
デザインに関するものを中心に、役立つ記事を数多く提供していただいておりますので、ぜひ他の記事もご覧ください。
→北野敦子さんによる寄稿記事を読む


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