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ウェブにおける基準値の世界

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株式会社クリエイターズネクストの窪田です。

今回はウェブ解析をしていく上で、大切なのは「基準値」について解説します。

基準値を知ることで、

“CVR0.5%で月利益100万円のサイトAとCVR1%で月利益100万円のサイトBが合ったとしたらどちらを買収しますか?”

このような判断もできるようになりますので、ぜひ本記事を通じて基準値の知見を深めていただければと思います。

基準値とは

基準値とは、迅速に問題点を発見するための値のことを言います。

例えば、風邪で病院に行ったら最初に必ず体温計で体温を測定します。

その理由は、36.0~36.5℃位だったら平熱、37.0~37.3℃位だったら微熱、37.5℃以上だったら高熱といったように、体温に基準を設けて症状を絞り込むための判断材料としているからです。

これと同じようにウェブの世界でも、医者にとっての体温計と同じ役割をする基準値が存在します。

この基準値はウェブを取り巻く環境によって年々変化するものなので目安として捉えるものですが、1つの指標として覚えておくと、

ウェブ解析を行う際に、

  • 指標通りに推移しているのでサイトの方向性は間違っていない
  • 自分のサイトは他の業種と比べて違いが見えてくる
  • 基準値より下回っているから改善が必要だ

といった、状況や問題点を判断するものさしにすることができるのです。

ウェブ解析における基準値の例

ウェブ解析における基準値はさまざまありますが、ここでは代表的な基準値を紹介します。

CVR(コンバージョンレート)

CVRとは、購入や申し込みなどにどれくらい至っているかを示す指標になります。

このCVRの基準値は一般的に1%以上、100人訪問があれば最低1件は商品が購入されていることが望ましいとされています。

この基準値があることによって、例えばアクセスがたくさんあるのにCVRが0.1%のサイトなら、今より10倍の売上が見込める可能性があり、さまざまな施策に取り組む判断ができます。

逆に同じ0.1%のCVRでも、アクセスがほとんどないサイトだったら、テコ入れには時間がかかると判断できます。

このように基準値を追っていくことで、何から改善していけばよいのか、優先順位をつけて作業効率を測ることができるようになります。

直帰率・離脱率

サイトに訪問した方が、ページを閉じてしまった数は直帰率、離脱率という割合で表します。

それぞれ直帰率は60%以下、離脱率は40%以下が望ましいとされています。

直帰率と離脱率は下記で詳しく解説していますので、こちらの記事をご覧ください。

⇒ 離脱率と直帰率の違いとは?※coming soon!

平均ページ閲覧数

サイトに訪問した方が平均して何ページを閲覧しているかを示した数で、平均3ページ以上閲覧していることが望ましいとされています。

トップページ比率

サイトに訪問した方が最初に訪れたページがTOPページだった比率を示す割合で、こちらは40%以下が望ましいとされています。

サイトのアクセス推移は運営歴が長くなったりページ数が増えてくると、トップページから徐々に下層ページのアクセスが増えてくるのが一般的です。

そのため、例えば100ページ規模のサイトでTOPページ比率が80%もある場合には、下層ページのコンテンツやサイト構造に問題があると判断ができます。

まとめ

このように基準値を知っておけば、違和感のある数字をいち早く察知することができ、早期にサイトの問題点の発見から改善施策の着手ができるようになります。

サイトの運営はもちろんのこと、サイトを買収する際にも基準値は大いに役立ちますので、ぜひ定期的に基準値のアップデートをしていきましょう。

◎本記事の内容はYouTubeチャンネル「窪田望のアンテナ」でもご覧頂けます!
【基準値の世界】の動画本編はこちら

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