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【Illustrator初級】ラスターデータを1クリックでベクター化
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はじめに
今回は初級編として、Illustratorで一瞬でできるラスターデータ(JPGやPNGなどピクセルの塗りで表現されているデータ)をベクターデータ(数値設定されたパスで管理されているデータ)に変更する方法を紹介していきます。
1.新規ファイルの作成
Illustratorで新規ファイルの作成をします。
今回はA4サイズ・300dpiのカラーモードCMYKで作成しました。

2.画像の配置
ファイル>配置で任意の画像を配置します。
今回はpixabayからフリーイラストを頂戴しました。

3.画像とレース
画像を選択した状態で画像を選択し、コントロールパネルの画像トレース横のプルダウンをクリックして表示、16色変換をクリックします。(画像や写真などに合わせて任意の選択を行います。)
画像トレースなどのボタンが表示されていない場合は、表示>コントロールパネルから表示設定に変更できます。

4.詳細設定
コントロールパネル上の画像トレースパネルを選択し、画像トレースパネルを表示、詳細を設定します。
今回はシンプルなイラストだったので色数、パス、コーナー数を少なめにし、白部分は不要でしたのでホワイトを無視にチェックをいれました。


5.拡張
詳細の設定を終えたら、コントロールパネルの拡張をクリック。編集結果を拡張し、パス化し完了します。

まとめ
今回は、初級編として簡単にラスターデータをベクター化する方法を紹介しました。
元々の解像度が低いラスターデータに関してはペンツールでトレースなどをする必要がありますが、高解像度のラスターデータであればきれいにパス化することが可能です。
形のちょっとした修正や、色の変更など拡大縮小に耐えれる以外もベクター化にはたくさんの利便性があります。


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