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2017年は何が起こる!?SEOトレンド7選!!
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SEOに終わりはないです。その原因の1つはGoogleなどの検索エンジンがアップデートを繰り返し、その度に対応しなければならないからです。アップデート情報を見逃せば、いつの間にか自分のサイトランクが下がっているということも大いに有り得ます。ですので、常にSEOの変化をキャッチアップしなければなりません。
今年も色んな変化がありましたが、来年2017年も多くの変化やトレンドが起こることが予想されます。ということで、この記事では2017年に起こりうるSEOトレンドについて紹介していきたいと思います。
目次
Accelerated Mobile Page (AMP)の必要性がさらに高まる
今年大きな変化の1つはAMPですね。AMPとは、モバイルデバイス専用で、普通のページよりも4倍のローディングスピード、8倍のデーター量の少ないページです。非常に速いコンテンツなのでユーザーのストレスを軽減するということで注目されています。2016年の最初はTop Storyセクションに含まれるニュース記事に限られていましたが、最近は全てのページがAMPにアクセスできるようになりました。反映されているページはまだ限られていますが、今後どんどんAMPページが増えていくと予想されています。Googleは、AMPはSEOに直接関係ないと明言していますが、ユーザー体験を向上させるページとなりますので、ぜひとも年が明けるまでには対応したいトレンドですね。
コンテンツは長さより密度
コンテンツ対策で「長いコンテンツの方が良い」という考え方があると思います。もちろん長いコンテンツの方がキーワードの関連性も上げることができますし、情報を網羅しているので質の高いコンテンツと認識されやすいのは事実です。現在、長いテキストのコンテンツで溢れていて、長いだけのコンテンツはどこかユニークさに欠ける印象を受けます。ですので、今後は多くの情報をコンパクトにまとめることが重要になってくると考えられています。コンパクトな記事なら読み易いですし、ユーザー体験を伸ばすことができるのではないでしょうか?
機械学習がアルゴリズムを変える
Google ランクブレインが2015年末にリリースされました。ランクブレインとは、機械学習で検索エンジン結果に表示されるランキングを決める仕組みのことを言います。これは、Googleハミングバードで非常に重要になると注目されています。これまでユーザーが打ち込んだキーワードに関連するページを結果を表示してきましたが、ハミングバードアップデートにより「キーワード」ではなく「検索意図」を読み取ることをGoogleは目指し始めました。
例えば、「日本 最も広い湖 観光」とユーザーが検索すると、これまでは「日本で最も広い湖は?」というタイトルキーワードを基に検索結果が表示されていましたが、現在Googleが目指しているのは、ユーザーが「日本 最も広い湖 観光」と検索すると自動的に「琵琶湖」と認識し琵琶湖の観光情報が表示されるという仕組みです。
ハミングバードアップデートは未だ発展途上ですが、2017年にはより機械学習が向上し、「検索意図」を考慮したSEO対策が求められるでしょう。
パーソナルブランディングがSEOの武器に
パーソナルブランディングとは、企業内にいる個人がビジネスマンとしてオンラインプレゼンス上げることを指します。これは、企業の信頼性やWebサイトのトラフィックを向上させるために有効で、以前からパーソナルブランディングの重要性が叫ばれていました。しかし、実際SEO対策としてこのメリットを活用する企業は少ないのが現状です。
Facebookでは、企業の投稿より個人の投稿の方が好まれ、リーチ数も上がると言われています。是非パーソナルブランディングはどの企業も取り組んで欲しい対策です。
ユーザー体験の最適化がより求められる
ユーザー体験の重要性がよりSEOで重要になってきています。特にGoogleはモバイル体験を重視し始め、サイトがモバイルフレンドリーかどうか、コンテンツがユーザーにとって楽しめるものかを重要視しています。
前回の記事(Googleのインデックス登録がデスクトップからモバイル優先に!?)でも紹介したように、インデックス登録の際デスクトップではなくモバイルページが先に評価されるようになることが発表されました。また、最初に紹介したAMPはモバイルページでのローディングスピードを上げるので、かなり大切になってくるでしょう。
アプリインデックスの重要性が高まる
Googleは2015年にアプリインデックスのテストを開始しました。アプリインデックスとはアプリ内のコンテンツをGoogleにインデックスしてもらい、検索結果に表示させるというものです。たとえそのアプリをインストールしていなくても、ユーザーはそのアプリのコンテンツをGoogleからストリーミングで閲覧することができるのです。
これも未だ発展途上段階ですが、スマートフォンでバイスではアプリコンテンツのデザインのほうが見やすいということから、Googleは今後さらにアプリインデックスを進め、モバイルサイトよりも優先度の高いコンテンツとして認識するかもしれないと考えられています。ですので、モバイルサイトだけでなくアプリ用コンテンツも、これからは求められるということですね。
パーソナルデジタルアシスタントがより洗練される
ユーザーの検索の仕方は日々変化を続けています。特にSiriやCortanaなどの発達で、ユーザーは従来のキーワードを組み合わせた検索ではなく、「こっから5分以内のランチ」といった会話形式の検索をするようになっています。
また、Amazon echoやGoogle Homeなどのアシスタントデバイスが最近リリースされました。これらは、完全にデバイスがユーザーと完全に会話でやり取りして情報を提供するものです。今後GoogleやAmazonはこのデバイスの売上を伸ばすことに力を入れていきます。ですので、マーケター側もより会話形式でのSEO対策が求められることが予想されます。
まとめ
如何でしたか?2017年もSEOに大きな変化が訪れそうですね。今日紹介した7選は、既にGoogleが手をつけ始めていることなので、特に注目しておきたい部分です。突然の変化にも柔軟に対応できるように今からでも準備しておきましょう。
参照:Forbes, 7 SEO Trends That Will Dominate 2017


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