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2017年 SEO対策として実行すべき7つのこと
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もう2016年も終盤に差し掛かり、既に2017年をどういう年にしていくか考えている人も多いのではないでしょうか?私生活もそうですが、ビジネスにおいても2016年がどんな年だったかを振り返り、その上で2017年の方針を立てているかもしれません。
SEO担当者も年末年始は良い節目です。あまりにも速く、頻繁に起こるトレンドの変化に食らいついて、落ち着いて次のステップを考える時間がない人もいたと思います。この時期だけは落ち着いて新しいステップや戦術を考える余裕ができるのではないでしょうか?
そこで、この記事では、2016年のSEOトレンドを基に、SEO担当者が2017年に取り組むべきことを7つ紹介していきたいと思います。
目次
モバイル体験の向上
もう耳にタコだという人もいるかもしれません。過去に多くの記事で紹介してきましたが、遂にGoogleが正式に、インデックスやコンテンツ評価において、デスクトップページではなくモバイルページを優先させることを発表しました。
これによって、今まではデスクトップ版を最適化することでモバイル上での検索結果ランキングもある程度守ることが出来ましたが、このアップデートでそれが不可能になります。
モバイル版をまず最適化しなければ、どんなにデスクトップ版がキレイで、コンテンツの質が高く、スピードの速いページでも、ランキング上位を保つことは難しくなるでしょう。
ですので、少しでも自分のサイトのモバイルページの質が不十分だと思ったら、2017年に入ったらすぐにモバイル体験向上に取りかかりましょう。
一応、この記事(Google スマホ優先インデックスに適したスマホ対応サイトとは?)で、最適なモバイルページの作り方を簡単に説明しているので、参考にしてみて下さい。
より徹底した効果測定と分析
ソーシャルプラットフォームやコンテンツの種類が多様化する中、オンラインユーザーの行動も様々なものになっています。効果測定と分析はトレンドというか当たり前のものになっていますが、それは年々複雑になってきているのは間違いありません。
しかし、それに合わせて無料分析ツールが次々にリリースされていることも事実です。そういった新たなツールにアンテナを立てて利用していくことが、2017年に必要になってきます。
ちなみに、「徹底的」とはより多くのデータを集めることではありません。自分が起こしたアクションが如何に正しかったかを確認することです。
ですので、戦略や狙いを基に収集すべきデータはしっかり定義しておくべきです。そして、それを基に次のアクションプランを立てられるとベストです。
質の高いコンテンツ
コンテンツマーケティングの重要性も変わりません。ただもうトレンドとは言えません。コンテンツマーケティングはやって当たり前の戦術になっています。そんな中何が起こっているかと言うと、同じようなタイトル、同じようなコンテンツに溢れているということです。
ですので、これから必要なのは、溢れいてるコンテンツから自分のコンテンツを際立たせるにはどうしたらいいか?を考えて作成することです。現在多くのサイトが量を増やすために、短く、要点だけ簡単にまとめた情報不足のコンテンツを量産しています。
2017年には、一つひとつのコンテンツに時間を掛け、詳細な情報を盛り込んで行くことが、コンテンツマーケティングのトレンドとなっていくでしょう。もちろん、たくさんの情報を詰め込んだ上で、コンパクトにまとめられると、よりベターです。
リッチスニペットを使う
リッチスニペットとは、検索結果でタイトルやメタディスクリプションと一緒に表示させることができる、レビューの星の数や、サムネイル画像、価格のことです。
これはページのクリック率を高めるものとして、非常に注目を浴びています。ただ今のところリッチスニペットをGoogleがサポートしているコンテンツカテゴリーは、
- レビュー
- 人物
- 商品
- 会社
- レシピ
- イベント
- 音楽
ですので、これらのカテゴリー含まれる場合は、すぐに利用してみましょう。
より質の高い動画をより多く
動画も既に多くの企業が作成し配信しています。Facebookでは1日80億回、YouTubeでは10億回も動画が再生されているようです。
SEOにおいても、動画を使うことでコンテンツのユーザー体験を向上させるということで、効果的だと考えられています。このように、動画コンテンツの需要はより伸びていくのですが、同時に同じような動画が溢れているのも事実です。
ですので、やはり動画に関しても質を高めていく必要があります。ここでいう質の高い動画とは、必ずしもお金を掛けて画質のキレイなもの、プロが作ったようなものというわけではなく、クリエイティブ性、エンターテイメント性の高いアイデアで視聴者を楽しませることです。
こういった動画を量産できると、2017年は突出した動画マーケティングが展開できるでしょう。
ユーザー体験を分析する
2016年、Account based marketingやPeople based marketingという言葉が出て来たように、今後より1人ひとりのユーザーの行動を分析し、それにあったアプローチをしていくことが重要になってきます。
皆さんの顧客はオンラインプラットフォームでどんなリアクションを取っているか?どの頻度でサイトに訪問しているか?どのページに最も滞在しているか?などを分析していきましょう。それを基にしたアプローチを展開していくことで、より高いコンバージョンを獲得していくことが出来るでしょう。
SEOトレンドの流れを頻繁にチェック
やはり2017年も多くのアップデートをGoogleは行うと予想されます。特に未だ試行錯誤している、モバイル優先インデックスやAMPは色んな変化を見せてくるでしょう。ですので、普段からのニュースのチェックを怠らないようにしましょう。
2016年だと、Googleはだいたい月に2~3回の細かなアップデートや発表を行ってきた印象です。ですので、最低でも月に1回ぐらいはまとめてSEOトレンドのニュースをチェックすると良いと思います。
まとめ
7つ紹介してきましたが、いつ何が起こるか分からないのがSEOです。突然大きなアップデートが発表されることもよくあります。常にアンテナを立てて、2017年も良い年にしていきましょう。
参照:Forbes, 7 New Year’s Resolutions For SEO In 2017


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